語学は2つだけ|[Input|音声言語の音波を脳に録音せよ][Output|手本通りの英語そのものを口頭でアウトプットせよ]|英単語や古文単語を初手からコアイメージで覚えようとすると失敗する理由
[情報量が少ないほど覚えやすい]という心的態度をもつ人にとって、暗記科目(情報エントロピー増大型科目)は相性が悪い
- [余計なエピソードまで細かく覚えたほうが、記憶が確かになる]というのが暗記科目の真実である。
- 世界史のエピソードを[歴史上繰り返されるパターン]として捉える見方を教えてくれるのが河合塾の神野正史(じんの・まさふみ)先生である。
- ■神野の世界史劇場
- 世界史には[歴史上繰り返されるパターン]があり、[歴史上繰り返されるパターン]どうしを比較しながら関連づけて整理することで、[歴史上繰り返されるパターン]どうしが記憶維持機能を与え合い、記憶が強固になり、歴史を俯瞰した全体像のイメージ化=情景化が進む。
- つまり、[歴史的合同や歴史的相似の構造を発見する視点]を授けてくださるのが、神野正史先生の説明である。
- 世界史の大域的な見方、世界地理の略地図の描き方(地理にも生きるスキル)など、実戦的な知恵を授けてくれるのが研伸館の明瀬美紀(あかせ・みき)先生である。
- 教科書の順番で学んだのでは見落としてしまう見方を明瀬美紀先生は与えてくださる。
- 世界史はとくに、地図平面上のどの座標で歴史事象が発生しているのかを正確に捉えることが大切であり、ある時点の大域的地図のスナップ・ショットを正確に思い出せれば、同時代史の問題は秒で解ける。
- 世界史はとくに、地図平面上のどの座標で歴史事象が発生しているのかを、100年(世紀)ごと、50年(半世紀)ごと、25年(四半世紀)ごとに、手書きの略地図でまとめていき、それらをパラパラ漫画のようにめくる。
- そうすると、各国ごとの歴史(動画編集ソフト/音声編集ソフトにおける各トラック)と、大域的な同時代史とを、統合的に俯瞰することができるようになる。
- このズームアウトした視点(鳥瞰図)と、ズームインした視点(各国ごとの詳細な歴史)とを自在に行き来することを通じて、脳内に世界史空間(地図平面を時刻ごとのレイヤーとして積み重ねた立体図形)が出来上がる。
- 明瀬美紀先生の説明は、その[脳内に世界史空間を形成するための説明]である。
- ■【世界史】WWⅠ後から1991年までのヨーロッパの国々を□△○だけで簡単に5分で書いてみた。
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- [余計なエピソードまで細かく覚えるのが苦痛である]という人は、暗記科目には向かない。
- 例えば、医学部医学科は、入試は理系で、中身は文系である。
- 医学部医学科を理系だと思っている人は、認識において大きな誤りを抱えているといえる。
- 医学部医学科で教わる医学は暗記であり、医師への道は暗記で埋め尽くされているので、Ankiを使って暗記しまくる必要がある。
- 小学生の時代からAnkiを使いこなすことを習慣づけておくと、暗記事項への心構え、あるいは、隙間時間を使って暗記を進める生活態度が習慣として身につく。
英単語や古文単語を初手からコアイメージで覚えようとすると失敗する理由
- 具体例をいくつか知らぬ者が、抽象概念を取り扱おうとしても、それは不可能である。
- 具象を知っているからこそ、抽象が成り立つので、具象なき抽象論は絵に描いた餅に終わる。
- 英単語や古文単語を初手からコアイメージで覚えようとすると失敗する理由は、[具象なき抽象論は絵に描いた餅に終わるから]という点に尽きる。
- 語義ごとに短いフレーズ、あるいは、短い例文をいちいち覚え、その短いフレーズ/短い例文がもつ意味から広がる情景(イメージ)を画像記憶として覚えておく。この情景(イメージ)が語義の記憶となる。
- そして短いフレーズ、あるいは、短い例文を構成する音声言語(音楽)と、短いフレーズ/短い例文がもつ意味から広がる情景(イメージ)とを、連想によって結びつけ、思い出の記憶領域に刻み込む。
- 以上が言語学習の基本原理である。
- 小学校の校歌を歌うと、小学校時代の思い出がよみがえる。それは、音声と思い出(情景=イメージ)とが連想によって結びついているからである。
- 自分がよく聞いていた音楽と、その音楽とともに経験したことどもの映像とが、連想によって結びつくとき、音楽を聞いただけで、映像が思い浮かぶようになる。
- この[音楽から思い出の情景を想起する回路]こそが、リスニング・コンプリヘンションが成立するためのエンジン部分なのである。
- したがって、語学の勉強というものは、意味のわかったフレーズやセンテンスを、耳から覚え、自分でも発音して覚える。この繰り返しによって、音声言語とその意味である思い出(情景=イメージ)、つまり、意味=情景とを、繰り返し体験することによって、条件反射が起こるようにするだけなのである。
- 英単語や古文単語を初手からコアイメージで覚えようとすると、具象なきところに抽象を組み立てようとする[砂上の楼閣を建築するワナ]にはまって、努力が空回りする。
- [音波]と[イメージ=情景]とを同時に体験することを繰り返す。語学というものは、ただこれだけでよい。頭は使わない。これは音楽と情景とを結びつける、右脳的な脳の使い方でしかないので、作業をしながらでも可能である。
- つまり語学というものは、印刷教材なしに、音声再生デバイスとイヤホンだけで行なうべきものなのである。
- したがって、机に座った状態で語学を学習するのは、時間がもったいないといえる。
- 電車に乗りながら、音声再生デバイスとイヤホンだけで、フレーズや例文を、その意味であるイメージ=情景とともに思い出の領域に記録していく。ただそれだけで語学の土台はバッチリである。
- そういうのを机に座ってやってはいけない。
- 英単語集の[鉄壁]や、語源で整理した英単語集というのは、そういうふうにして具象を一通り学び終えた学習者が、余技として覚え直すときに使う、趣味の英単語集であろうと思う。
- 英単語集は、中学から高校のターゲットシリーズを全部つぶすのが最も無難だろうな。あまり変則的な英単語集は、お勧めしない。
- [全部つぶす]とは、和訳から用例、パッセージ(長文)そのものが口頭と筆記において再現できるように、英文を音声として暗記することを意味する。
- つまり[全部つぶす]とは、口頭・筆記の両面で高速に英作文できるようにすることだと定義する。
- 結局、語学とは和訳から原文が再現できるかたちにするのが最も深く記憶した状態であり、それだと忘れる恐れがなく、安定して高い得点が取れる確率が高い。
- そして英語の場合、暗誦しているパッセージ(長文)の本数と、英語音声が聞き取れる確率は、比例すると考えてよい。
- ■東大生が教えるきついけどマジで英語が聞こえるようになるリスニングのコツ【英語 リスニング】
- 国語がある理系受験では、英語力と古文力が確固たるものである場合に、数学や物理で失敗してもギリギリで合格できることが多い。
- 数学や物理は、凡ミスをして20点を取り損ねることがある。
- 英語と国語は、ふだんの実力が安定して得点になる確率が高い。語学力が身を助けることを信じなさい。
- 古文単語においても、各語義の用例を暗記したほうが、コアイメージが把握しやすい。
- 古文単語は、パッセージをたくさん読むより、古文単語集の用例を音読して暗誦したほうが確実に力がつく。
- したがって、古文単語の意味しか書かれておらず、語義が細かく分かれていない古文単語集は駄目だし、細かく分かれている語義ごとに用例が付いていない古文単語集は駄目だ。
- 用例の中に含まれているイメージ=情景こそが語義を暗記するときの本体なのに、用例を割愛する古文単語集なんて、使い物になるわけないじゃん。
- ましてや、入試古文では、多義語をどう解釈するかを、文脈から導き出す学力が求められているのに、コアイメージだけを覚えて、個別の語義を覚えないなんて、そんなことで、紛らわしい選択肢を選べるわけがないでしょ?
- コアイメージだけを覚えたとき、多義語をどうするのよ?
- コアイメージは、多義語のそれぞれについて、古文作文できるようになったら、自動的に思い浮かぶものであり、最初からコアイメージだけを覚えようなんて、砂上の楼閣を建設するようなアホなことになるだけ。
語学は2つだけ|[Input|音声言語の音波を脳に録音せよ][Output|手本通りの英語そのものを口頭でアウトプットせよ]
- 語学とは、音波を覚え、音波を口から出す練習である。
- 語学とは、正確には、意味を考えながら、音波を覚え、音波を口から出す練習である。
- 語学とは、正確には、意味を考えながら、文法ルールを守りつつ、音波を覚え、音波を口から出す練習である。
- 音波を無視した言語学習は、けっして実を結ばない。
東大生が教えるきついけどマジで英語が聞こえるようになるリスニングのコツ【英語 リスニング】
■東大生が教えるきついけどマジで英語が聞こえるようになるリスニングのコツ【英語 リスニング】
【核心的主張】:リスニング力を確実に上げるためには、自分のレベルに合った教材を1本選び、聞き取れない音を書き出して音声変化の理由を特定した上で、オーバーラッピングによって口に音を覚えさせるという正しい順番のステップを踏む必要がある。