核爆発・原発事故の24時間前~3時間後までに安定ヨウ素剤を原則1回服用:1回の安定ヨウ素剤のヨウ化カリウム量:13歳以上:100mg
志賀原発から[半径30km][半径100km][半径200km]
核爆発・原発事故の24時間前~3時間後までに安定ヨウ素剤を原則1回服用
- [核爆発][原発事故]が発生したとき、爆心地から[放射性プルーム=放射能のホコリを含んだ気団]というかたちで、【放射性ヨウ素】が大気中に放出される。
- したがって、可能であれば、風向きを考えたうえで、[放射性プルーム=放射能のホコリを含んだ気団]を回避するかたちで、自動車等の乗り物で迅速に逃げるのが適切である。
- 原発の周囲100km圏内に避難所を設けるなどは、たいへん危険であり、狂気の沙汰と考えてよい。
- この【放射性ヨウ素】は[呼吸][飲食]を通じて血中に入り、血液から甲状腺に取り込まれ、おもに甲状腺ガンのリスクを高める。
- 甲状腺があらかじめ【非放射性ヨウ素】で満たされていれば、甲状腺に【放射性ヨウ素】が取り込まれる量を大きく減らすことができ、ガンのリスクを低減させることができる。
- 甲状腺を【非放射性ヨウ素】で満たす具体的な方法:
- 《1》【非放射性ヨウ素】を多量に含んでいる、[安定ヨウ素剤]を事前に摂取しておく。
- 《2》【非放射性ヨウ素】を多量に含んでいる、[こんぶ・わかめ等の海藻]を事前に摂取しておく。
- なお、[こんぶ・わかめ等の海藻]は【非放射性ヨウ素】の含有量が、個体によってまちまちである。
- 確実に【非放射性ヨウ素】を摂取したい場合には[安定ヨウ素剤]の服用が適切であろう。
曝露の24時間前~3時間後までに安定ヨウ素剤を原則1回服用:生後1カ月未満:16.3mg〔1回の安定ヨウ素剤のヨウ化カリウム量〕
曝露の24時間前~3時間後までに安定ヨウ素剤を原則1回服用:生後1カ月以上・3歳未満:32.5mg〔1回の安定ヨウ素剤のヨウ化カリウム量〕
曝露の24時間前~3時間後までに安定ヨウ素剤を原則1回服用:3歳以上・13歳未満:50mg〔1回の安定ヨウ素剤のヨウ化カリウム量〕
曝露の24時間前~3時間後までに安定ヨウ素剤を原則1回服用:13歳以上:100mg〔1回の安定ヨウ素剤のヨウ化カリウム量〕