SONY Α BIONZ X 搭載機種一覧

SONYのミラーレス動画機の隠された欠点

SONYのミラーレス動画機の隠された欠点【1】|フルフレームにおける周辺光量落ち

  • Eマウント〔SONY〕は、あるSONYの元開発者〔日本人〕が、趣旨としては[Eマウントは基本的にはAPS-C用のレンズマウントとして開発されてきた]と発言しているウェブ記事〔雑誌が出所だったように記憶している〕を読んだことがある。
    • 石塚:そう。それで08年末の時点では、まずは「Aマウントのレンズの互換性がある、APS-C搭載のミラーレス」というところまでは決まっていた。だけど、資産が引き継げるのはいいけれど、それで他社と差異化できるくらい、小さくて軽くて魅力的なカメラになるかどうか、という問題があるわけですよ。
      そうか。単なる小型化なら撮像素子が小さいマイクロフォーサーズのほうが有利だし、競争で勝てるのか、と。
      石塚:「マイクロフォーサーズでやれば、確実に小さくなるよね」と。でもそれだと、完全に競合と同じ土俵になっちゃう。そしてご指摘の通り、せっかくコニカミノルタからαの資産を受け継いだのに、マイクロフォーサーズで違うものに乗り換えちゃったら、すべてがムダになっちゃいますよね。だったらまだ、自社開発のほうがいい。
      ただ、Aマウントのレンズとは別に、ミラーレス専用の小型軽量レンズをつくったわけですよね。
      石塚:はい、それが現在まで続いている「Eマウント」ですね。一眼レフ用のレンズは大きくて重いので、ミラーレス用には新しいEマウントという規格を用意して、専用の小型軽量レンズをつくることにしたんです。
      「αのAマウントがあるのに、さらにEマウントを追加して、そっちもレンズを揃えるのか?」という、投資の重複を危惧する意見はなかったんでしょうか。
      石塚:うーん、正直に言うと、当時考えていたミラーレス商品は、ポケットに入る小さいカメラとして、一般コンシューマー向けだと思っていたんですよ。なので、レンズも標準的なシリーズしか用意するつもりがなくて、フルラインナップまでつくる気はなかったんです。
      えっ、そうだったんですか。じゃ、将来はEマウントがフルサイズのイメージセンサーに対応して、レンズもフルラインナップになるなんて。
      石塚:ないない、このときは全然思っていません。

      引用元: モックを見て「ソニーのミラーレスはこれだ」と決心:日経ビジネス電子版

  • フルフレームのイメージセンサー〔長方形〕の寸法を[24mm×36mm]と仮定すると、このイメージセンサー〔長方形〕の対角線の長さは、三平方の定理から、google検索では[sqr((24*24)+(36*36))]、LibreOffice Calcでは[=sqrt((24*24)+(36*36))]となり、計算すると43.2666153056mm〔43.2666153055679mm〕となる。
マウント内径〔単位:mm〕	円と角の最短距離〔単位:mm〕	マウント名	フルフレームの対角線の長さ〔単位:mm〕
46	1.36669234721606	Eマウント	43.2666153055679
51.6	4.16669234721606	Lマウント	43.2666153055679
54	5.36669234721606	RFマウント	43.2666153055679
55	5.86669234721606	Zマウント	43.2666153055679
([フルフレームの対角線の長さ]-[マウント内径])/2=[円と角の最短距離]で計算した。

各メーカーのマウント径を調査してみる - 理系パパのカメラ奮闘記