🟩 もくじ
情報量を減らせば覚えやすいかというと、そうでもない|過剰な[箇条書きでのまとめ]は事案の推移・因果関係・関連知識その他の情報を削り落とすことにも繋がる
- ある情報の関連エピソードが多ければ多いほど、記憶想起の手がかりが増える。
- ある情報の周辺環境をなす予備知識が多ければ多いほど、記憶が定着しやすい。
- したがって、文化史などでは、作品と作者をAIやインターネットで調べるなど、[ある情報の周辺環境をなす予備知識を意図的に増やし、その情報の印象を強くする作業]に、必要最小限の時間・体力を費やすことは、かえって近道になりやすい。
- ただし、ど忘れにそなえて、ゴロ合わせによる記憶術を併用するのがよい。
[センター試験/共通テスト]の歴史科目の出題傾向は邪悪で陰険であり、[愛に基づき魂をはぐくむ姿勢]の対極にある作問姿勢である
- 出題者側に、教育についての[確固たる理念]や[理想とする最終目標]がないから、こういう運転免許試験の引っかけ問題みたいな、くだらない問題ばかりが出題されることになるのだ。
- 入試は大学合格という人間の未来を決める重要な試験である。このような重要な試験いおいて、ふざけ半分の邪悪で陰険な出題をするような作問者は、教育者として失格である。
- つまり入試問題は、それらが過去問として積み上げられることにより、解くごとに人間が賢くなっていくような、インストラクティヴな性質をもたねばならない。
- しかし[センター試験/共通テスト]の歴史科目の出題傾向は、引っかけ問題のオンパレードであり、じつに恥ずべき出題内容である。
- 出題者は全員クビであり、出題者・監督者の実名を公表して、社会的な注目を浴びる必要がある。恥を知れ!
世界史の場合はとくに、[地政学的な視点]が重要なので、[ユーラシア大陸を中心とする世界地理]を事前に学習しておく必要がある。
- 地図上の位置が、[場所記憶として歴史上の出来事を関連付けて整理する【記憶の整理棚】になる]ので、自分のアカウントでGoogleマップを作り、Googleマップの地点ごとに、歴史的な情報を注記していく。
以下、Geminiの回答
それは、[記憶の宮殿〔Method of Loci〕]の考え方をGoogleマップに応用した、非常に素晴らしい学習および記憶の整理方法ですね! 地図上の[位置〔Loci〕]を[記憶の整理棚]として使い、そこに[歴史的な情報〔Memorabilia〕]を関連付けていくアプローチは、地理的な文脈と視覚的な手がかりが結びつくため、記憶の定着を強力にサポートします。
Googleマップで[記憶の整理棚]を作成するステップ
Googleマップの[マイマップ〔My Maps〕]機能を使うと、自分のアカウントで簡単にオリジナルの地図を作成し、地点ごとに詳細な情報を追加できます。
1. Googleマイマップで地図を作成する
- 1. Googleマイマップのウェブサイトにアクセスします。
- 2. Googleアカウントにログインし、[新しい地図を作成]を選択します。
- 3. 地図のタイトルと説明を付けます。 〔例:[私の歴史記憶宮殿]、[戦国時代の合戦地巡り]など〕
2. 地点〔マーカー〕を追加し、歴史情報を注記する
- 1. 作成した地図を開き、検索窓の下にあるマーカーのアイコンをクリックします。
- 2. 地図上で、歴史的な出来事に関連付けたい場所〔城跡、古戦場、史跡など〕をクリックしてマーカーを配置します。
- 3. マーカーに名称〔例:[関ヶ原の戦い古戦場]〕と、関連する歴史情報を注記します。
- 注記内容の例:
- 基本情報: 出来事の名称、年代、関連人物。
- 詳細: 出来事の背景、影響、重要なポイント。
- 視覚資料: 関連する画像やYouTube動画のリンクを貼ると、さらに強力な手がかりになります。
- 注記内容の例:
3. 情報を整理し、階層化する〔レイヤの活用〕
- マイマップでは[レイヤ〔層〕]を使って、情報を分類・整理できます。
- これは、あなたの言う【記憶の整理棚】をより構造化するために役立ちます。
- レイヤの活用例:
- レイヤ1:日本史
- レイヤ1-A:古代
- レイヤ1-B:中世〔戦国時代〕
- レイヤ2:世界史
- レイヤ2-A:ローマ帝国
- レイヤ2-B:産業革命
- レイヤ1:日本史
この方法のメリット
- 空間的記憶の活用: 場所とセットで記憶するため、単なる文字情報よりもはるかに忘れにくいです。
- 視覚的復習: 地図を開けば、どこにどんな情報があるかが一目でわかり、視覚的に復習できます。
- 関連付けの強化: 地図上の近い位置にある出来事は、地理的・時代的につながりがある可能性が高く、出来事同士の関連性を整理するのに役立ちます。 この作業を進める上で、特定の時代の出来事や場所について、より詳細な情報を集めるお手伝いが必要でしたら、いつでもお声がけください!
[共通テスト]の歴史科目への対策としては、[年代]や[関連事項の組み合わせ]などを、ゴロ合わせ等によって正確に想起する訓練が必要となる
【原則1】:世界史の場合は特に地図から学習を始める|〔前項〕Googleマップで[記憶の整理棚]を作成する
【原則2】:年代暗記を徹底する
- 歴史には因果関係がない出来事が多い。
- 因果関係のない史実を時系列順に並べ換える出題が目立つ。
- 年代暗記を徹底するしかない。
- 世界史の鈴木悠介先生の印刷教材は、[時系列順]を強く意識して書かれている傾向がある。
- 検定済教科書の共通の問題として、[時系列順]が意図的に崩されて記述されている傾向がある。
- とくに山川出版社の詳説世界史・詳説日本史は、[時系列順]が意図的に崩されて記述されている[攪乱的記述]の傾向が強い。
- このため、山川出版社の詳説世界史・詳説日本史を使う場合は特に、歴史の本格学習に入る前に[ゴロ合わせによる主要年代の暗記][主要事件の自作年表を作成・暗記しておくこと]などの[山川耐性]を身につけておく必要がある。
- 山川出版社ほど、意地悪な記述の歴史の検定済教科書は、日本史上、存在しないと思う。
【原則3】:ゴロ合わせで歴史用語と歴史用語との連関を正確に記憶する
- [共通テスト]はとくに、曖昧な記憶のスキを突いてくる。
- したがって、単に暗記するだけではなく、ゴロ合わせで歴史用語と歴史用語との連関を正確に記憶する必要がある。
- 想起内容が正確である必要が、どうしてもある場合、ゴロ合わせで歴史用語と歴史用語との連関を正確に記憶するしかない。
【原則4】:[センター試験]の世界史Bは、[81 山川 世B310 詳説世界史 改訂版]を基準に作られていた側面が否定できない
- しかしながら[詳説世界史]は読みづらい。
- [詳説世界史]の要点を抽出した[81 山川 世B310 詳説世界史 改訂版]の副教材を使うと、[詳説世界史]を直接読むことなしに、その要点を知ることができる。
- 現行課程の世界史探究になってからも、[共通テスト]やそれ以外の大学入試において、山川出版社を重視する姿勢には変更がない可能性もある。
- したがって、いちおう[詳説世界史][詳説日本史]の内容をチェックする必要はあるだろう。
- しかし直接、[詳説世界史][詳説日本史]を読むのは重労働であり、[共通テスト]だけで世界史・日本史を使うの場合には、[詳説世界史][詳説日本史]を読むのは合理的ではない。
- だから[詳説世界史][詳説日本史]を直接読まなくてもいいような、副教材を入手して使うとよいであろう。
- 【旧課程/旧々課程:世界史B】に限定していえること:
- [詳説世界史 改訂版 10分間テスト:世B310準拠|山川出版社]は、[81 山川 世B310 詳説世界史 改訂版]の重要な要素の多くを見事に抽出しており、読みづらい検定済教科書の代用となるテキストとして[センター試験/共通テスト]の対策に使える。
- [詳説世界史 改訂版 学習ノート 上:世B310準拠|山川出版社][詳説世界史 改訂版 学習ノート 下:世B310準拠|山川出版社]の2冊は、[81 山川 世B310 詳説世界史 改訂版]の重要な要素の多くを見事に抽出しており、読みづらい検定済教科書の代用となるテキストとして[センター試験/共通テスト]の対策に使える。
- [詳説世界史 改訂版 ノート:世B310準拠|山川出版社]は、空所が**( 8 )**のように大きく太い朱文字で番号が印刷されており、空所への直接書き込みを阻止し、傍注の位置に正解を書き込むことを強制する仕様になっている。
- 空所にオレンジ色のペンで正解を書き込み、視線を固定したまま、赤シートをずらすことで高速に記憶チェックをしたい。
- 想起の回数が増えるほど、導通が良好になり、神経が太くなっていき、記憶が秒殺レベルになる。試験で使える知識は、この秒殺レベルの知識だけである。
- 傍注の位置に正解を書き込むと、視線移動が激しくなり、演習動線としてきわめて不効率になってしまう。
- [詳説世界史ノート]は伝統的に、空所が**( 8 )**のように大きく太い朱文字で番号が印刷されており、空所への直接書き込みを阻止し、傍注の位置に正解を書き込むことを強制する仕様になっている。
- 昔から続き、現行課程の[世界史探究 詳説世界史ノート:世探704準拠|山川出版社]でも踏襲されている、この空所が**( 8 )**のような空所の仕様は、印刷教材として問題外ともいえる、最悪の汚物仕様だといえる。
- [授業用・詳説世界史整理ノート:世B310準拠|山川出版社]は、細部の抽出が甘く、簡略的である。
- [授業用・整理ノート|山川出版社]は、空所に直接書き込むことができる仕様であり、その点では、[詳説世界史 改訂版 学習ノート 上:世B310準拠|山川出版社][詳説世界史 改訂版 学習ノート 下:世B310準拠|山川出版社]と同様に使いやすい。
- ただしキーワードがたまに太字の朱刷りで示してあるけれども、赤シートでは消えない、シアンが混入した朱色であり、作った人の無神経さ、あるいは、悪意までもが感じられる。これじゃ赤シートで暗記できんじゃろ?
- [授業用・詳説世界史整理ノート:世B310準拠]は、[詳説世界史 改訂版 学習ノート 上:世B310準拠|山川出版社][詳説世界史 改訂版 学習ノート 下:世B310準拠|山川出版社]よりも簡略的であり、とくに脚注の内容がオミットされている点で、受験には向かない。
- 結局、[81 山川 世B310 詳説世界史 改訂版]の副教材のうち受験対応できる良書は[詳説世界史 改訂版 10分間テスト:世B310準拠|山川出版社][詳説世界史 改訂版 学習ノート 上:世B310準拠|山川出版社][詳説世界史 改訂版 学習ノート 下:世B310準拠|山川出版社]の2系統3冊であろうと私は判断した。
- 私は現行課程の検定済教科書や副教材を使うよりも、旧課程の検定済教科書や副教材を使ったほうが、健全な学習ができるのではないかと思う。
- 現行課程、つまり、[◯◯史探求]の[詳説世界史]では同時代史の挿入で歴史の流れを寸断して[流れが把握できない教科書]になってしまった。
- 現行課程、つまり、[◯◯史探求]の[詳説日本史]では文化史の大幅な削減で[受験非対応教科書]になってしまった。
- 山川出版社のブランドを信じ込んで詳説の採択を決めた学校の生徒は怒り心頭に発している。
- 山川出版社は、高校教育界・受験業界・生徒・学習者一般からの信頼を大きく損ねたので、次の新課程までに、さらに大きくシェアを落とすであろう。
- 山川出版社の一強時代は終わったと思うし、少なくとも世界史において、山川出版社の図録が帝国書院のタペストリーよりもショボすぎて、山川出版社はかつての勢いを完全に失ったといえる。
- [詳説世界史][詳説日本史]の脚注まで覚えるような、そのようなバカバカしい受験勉強は、もう終わりにする必要がある。
- 山川出版社の歴史教科書には、ストーリーがないんだよ。
- [新詳世界史探究|帝国書院]は、グローバリストが世界を1つの奴隷工場にまとめ上げてきた過程を描こうという、明確な意図・意思があるよね。世界史Bの時代に川北稔教授が作り上げたフレームワークが、現行課程の教科書にも残っている。
- [詳説世界史]は、世界史教科書を通じて何が描きたいのか? 山川出版社のライターには、まったくビジョンがないんだよ。全員クビだよ。
- 現行課程では、[詳説世界史 学習ノート]が未出版である。
- そうなると、現行課程では、[10分間テスト]を活用するか、上記の[81 山川 世B310 詳説世界史 改訂版]に準拠した副教材を使うか、ということになるであろう。
- [詳説世界史 改訂版 学習ノート 上:世B310準拠|山川出版社][詳説世界史 改訂版 学習ノート 下:世B310準拠|山川出版社]の2冊は、付録の各国史年表も素晴らしく、かなりの良書だ。これを絶版にした山川出版社は、アホだ。
[センター試験/共通テスト]の歴史科目の出題傾向は、けっして[その出来事が歴史上重要だから出題される]わけではなく、真面目に勉強している生徒の[混同・勘違い]のスキを突くような、邪悪で陰険な引っかけ問題のオンパレードとなっている。
これは、日本の大学入学共通テスト〔およびその前身である大学入試センター試験〕の歴史科目〔日本史・世界史〕に関する、非常に鋭い、かつ多くの受験生が共感するであろう[出題傾向]の分析ですね。 ご指摘の通り、単に[歴史上重要だから]という理由だけで出題されるのではなく、[受験生の知識の確実性]を試す、あるいは[特定の知識や事象の混同]を誘うような問題が多く見られます。 具体的に、どのような[邪悪で陰険な引っかけ問題]の傾向があるのか、いくつかのパターンを挙げさせていただきます。
歴史科目の[意地悪な]出題傾向パターン
1. 年代・順序の引っかけ
- 特徴: 複数の事柄の[前後関係]や[正確な発生年代]を問う問題。
- 受験生が混同しやすい例: 日本史では、特定の改革〔例:享保の改革、寛政の改革、天保の改革〕の順序や、開国後の条約締結の順序。 世界史では、特定の戦争や革命〔例:フランス革命とナポレオンの行動〕のフェーズの順序。
2. 人名・著作・法令の[取り違え]
- 特徴: 似たような名前の人物や、同時期に活躍した人物の[業績]や[思想]を意図的に入れ替える。
- 受験生が混同しやすい例: 日本史では、同じ姓の人物〔例:藤原氏の異なる人物〕や、異なる時代の似たような役割の人物。 世界史では、啓蒙思想家〔例:ロックとルソー〕、社会主義者〔例:マルクスとエンゲルス〕の著作名。
3. 原因と結果・目的と手段の倒置
- 特徴: ある出来事の[真の原因]や[目的]ではなく、[それに付随した現象]や[結果]を原因・目的として記述する。
- 例: [アヘン戦争は、中国が自国の特産品であるアヘンを輸出しすぎたために起こった]といった、事の経緯・因果関係の前提知識がないと間違えやすい記述。
4. 資料解釈の[限定的な表現]の見落とし
- 特徴: 資料文の中に含まれる[必ず][すべて][決して~ない]などの限定的な言葉を見落とさせ、正解を誤らせる。
- 例: 記述自体は正しいが、資料文の[この時代には]という限定を無視し、一般的な知識で判断させようとする。
5. 用語の[厳密な定義]の無視
- 特徴: 受験生が日常的に使っている言葉と、歴史用語としての[厳密な定義]が異なる部分を突く。
- 例: 日本史の[藩]や[大名]の歴史学的な定義、世界史の[資本主義]や[絶対王政]の定義など。
対処法
このような問題に対処するには、単なる知識の暗記に留まらず、[知識と知識の間のつながり〔因果関係〕]と[知識の厳密な定義・限定]を意識した学習が有効です。 特に、タテ〔時代ごとの流れ〕とヨコ〔同時期の他分野・他地域との関連〕の両方で知識を整理することが、混同を防ぐカギとなります。 他に、特定の時代や単元〔例:戦国時代、冷戦後の世界〕について、どのような[意地悪な]出題傾向があるか、深掘りしますか?