日本史の藩や大名の歴史学的な定義や世界史の資本主義や絶対王政の定義などが例である

［センター試験／共通テスト］の歴史科目の出題傾向：重要性ではなく［混同・勘違い］のスキを突く、邪悪で陰険な引っかけ問題のオンパレード

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🟡 section : social-studies  🟨 category :  社会科〔地理・歴史・公民〕
🟢 tag :  年代・順序の引っかけは、複数の事柄の前後関係や正確な発生年代を問う問題である / 受験生は享保の改革・寛政の改革・天保の改革の順序や開国後の条約締結の順序を混同しやすい / 受験生はフランス革命とナポレオンの行動のフェーズの順序を混同しやすい / 人名・著作・法令の取り違えは、似たような名前の人物や同時期に活躍した人物の業績や思想を意図的に入れ替える特徴がある / 受験生は同じ姓の藤原氏の異なる人物や異なる時代の似たような役割の人物を混同しやすい / 世界史では、ロックとルソーなどの啓蒙思想家、マルクスとエンゲルスなどの社会主義者の著作名を混同しやすい / 原因と結果・目的と手段の倒置は、ある出来事の真の原因や目的ではなくそれに付随した現象や結果を原因・目的として記述する / アヘン戦争は中国がアヘンを輸出しすぎたために起こったという記述が前提知識がないと間違えやすい例である / 資料解釈の限定的な表現の見落としは、資料文中の必ず、すべて、決して〜ないなどの限定的な言葉を見落とさせ誤らせる特徴がある / 記述自体は正しいが資料文のこの時代にはという限定を無視させ一般的な知識で判断させようとする例がある / 用語の厳密な定義の無視は、日常的に使う言葉と歴史用語の厳密な定義が異なる部分を突く / 日本史の藩や大名の歴史学的な定義や世界史の資本主義や絶対王政の定義などが例である / このような問題に対処するには、知識の暗記に留まらず知識と知識の間のつながり〔因果関係〕と知識の厳密な定義・限定を意識した学習が有効である / 特にタテ〔時代ごとの流れ〕とヨコ〔同時期の他分野・他地域との関連〕の両方で知識を整理することが混同を防ぐカギとなる

［共通テスト］の世界史の問題は、［センター試験］の頃の世界史の問題と、基本的には変わらない

  • ［センター試験／共通テスト］の歴史科目の出題傾向：重要性ではなく［混同・勘違い］のスキを突く、邪悪で陰険な引っかけ問題のオンパレード。
  • いい加減、この方式の試験をやめればいいのに。［センター試験／共通テスト］を利権にしている連中がやめたくないのであろう。
  • この腐った教育制度は、民意によって破壊する必要がある。

世界史の各国史を［用語網羅的にしっかりと取り扱っている学習参考書］は２つほどある